ダイアンキートン紹介と主演映画「ロンドン、人生始めます」作品情報と観た感想

 

ダイアン キートンはアメリカの女優、映画監督、映画プロデューサー、脚本家です。1977年にアカデミー主演女優賞を受賞しています。

彼女の主演映画『ロンドン、人生始めます』を観ました。その中でのダイアン キートンが素敵だったので彼女についての情報と『ロンドン、人生始めます』を観た感想と作品を紹介します。

映画『ロンドン、人生始めます』は実話をベースにつくられた2017年のイギリスのドラマ映画です。心温まる大人のラブストーリーでもあります。

 

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ダイアン キートンについて紹介します

本名      Diane Hall

生年月日    1946年1月5日

出生地     アメリカ合衆国ロサンゼルス

活動期間    1968年~

職業      女優、映画監督、映画プロデューサー、脚本家

 

1970年に映画『ふたりの誓い』で映画デビュー。この演技がフランシス フォード コッポラの目に留まり、『ゴッドファーザー』のケイ アダムス役に抜擢、続編2作品も彼女が務めています。

 

1977年のウッディ アレン監督によるロマンスコメディ、映画『アニー・ホール』でアカデミー主演女優賞を受賞。この作品では衣装の提供を「ラルフローレン」が行い、そこにダイアン自身によマニッシュなアレンジを加えたスタイルが【アニー・ホール・ルック】と呼ばれ、当時大流行となりました。

こちらが【アニー ホール ルック】の代表的なスタイル。

 

 

私生活では20代の頃から数多くの俳優と恋仲になりましたが、一度も結婚はせずに独身のまま2人の養子を迎えています。

そのファッションスタイルにはオリジナリティから定評があり、今もなおファッションアイコンとして輝き続けています。

 

 

映画『ロンドン、人生始めます』を紹介!

緑あふれるハムステッド ヒースを舞台に繰り広げられる本物の大人のラブ・コメディー『ロンドン、人生始めます』はイギリスで本当に起こった一人のホームレスと彼を助けた周囲の人の実話がもとになっています。

 

 

映画『ロンドン、人生始めます』の基本情報

原題Hampstead
上映時間102分
製作年2017年
製作国イギリス
監督ジョエル ホプキンズ
製作ロバート バーンスタイン、ダグラス ラエ
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出演キャスト

  • エミリー役  ダイアン キートン
  • ドナルド役  ブレンダン グリーソン
  • フィオナ役  レスリー マンヴィル
  • フィリップ役 ジェームス ノートン
  • ジェームズ役 ジェイソン ワトキンス

原題は「Hampstead」

ハムステッドとは地名です。この作品は、イギリスのハムステッドで実際に起こった奇跡の実話をもとに作られました。

 

ハムステッドは、ロンドン中心部にある地区で、広大な公園ハムステッド・ヒースとお洒落なショップなどが並ぶハムステッド・ハイ・ストリートを中心にした緑の多い高級住宅地として知られている。手つかずの原生林が残る風光明媚なロンドン最大の公園ハムステッド・ヒースの自然美に魅了され、古くから作家や詩人が暮らした場所としても有名で、今でも著名な俳優やミュージシャンが多数住んでいる。さらに、数々の小説や詩、絵画のモチーフになっているうえ、映画『ノッティングヒルの恋人』(99)のロケ地の一つとしても有名だ。そんなハムステッド・ヒースで暮らしていたホームレスの男性が周囲に助けられその場所の所有権を手にし、一夜にして資産家になった実話を基に映画化。思いがけない出会いによって自分らしさを発見していく主人公を通して、これからの暮らしのヒントが軽やかにユーモアたっぷりに描かれた感動作だ。

 

映画『ロンドン、人生始めます』のあらすじ

ロンドン郊外の美しいヒースが広がるハムステッドの住宅街。高級マンションで暮らすアメリカ人の未亡人エミリー(ダイアン・キートン)は、悠々自適の一人暮らしとはいかず、夫亡きあと発覚した浮気や借金のこと、減っていく貯金のこと、老朽化したマンションの修繕費用のこと、上辺ばかりのご近所づきあいなどお金や生活の様々な問題に直面していた。

 

屋根裏部屋からヒースを眺めていたある日、髭もじゃの男が暴漢に襲われるのを目撃するエミリー。翌日、森の中を訪れた彼女は、手作りの小屋で17年間暮らしているというドナルド(ブレンダン・グリーソン)と出会う。

 

ドナルドの家が不動産の開発業者の標的となり、不法占拠していた彼は立ち退きを迫られているだけでなく嫌がらせを受けていた。そんな事情もあり警戒し拒絶するドナルドにエミリーも始めこそ拒否感を抱く。だが、庭でのディナー、気ままな読書、森でのピクニック…と余計なモノを持たず手作りの暮らしで満足する彼の温かい人柄に触れエミリーは惹かれていく。持たず手作りの暮らしで満足する彼の温かい人柄に触れエミリー

 

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映画『ロンドン、人生始めます』を観た感想

映画大好きChie

私が実際に観てみました!

主役のふたりがとってもお似合いでチャーミング。私の中では、この作品は恋愛映画として楽しめました。二人が出会って時間をともにするのは、もちろんハムステッド ヒースの緑豊かな自然の中。もしかしたらそれが彼らを自然体にしてくれたんでしょう、早い段階でありのままの自分たちをさらけ出せています。

 

さすがはお洒落で評判のオスカー女優、ダイアン キートン!主人公エミリーはグレイというよりホワイト ヘアーのストレートスタイルなのですが、それが生きるシックでさり気ない着こなしが素敵でした。

同じマンションに暮らす、リッチなマダム達は全員がウエーブヘアーにゆったりとして胸元の開いたブラウスに、首元には大ぶりなデザインのネックレスを装着。

それとは対照的にエミリーはマニッシュなパンツスタイルを定番で首元はシャツなら第1ボタンまではめたり、スカーフやタートル等で胸元は一切みせていないのに女性らしさがありました。

 

 

歳を重ねると、見た目の衰えにネガティブになって、ついお洒落にも臆病になりがちです。でもシミやしわを嘆く代わりに色んな服にトライしてみて、自分をキレイに見せてくれる小物や色使いを極めていくのもいいな、と思いました。

 

相手役のドナルドこと、ブレンダン グリーソンはまさにハマリ役です。ぼさぼさ頭にひげもじゃ、太ってるのに見苦しさは全く無いから不思議です。私はこの役が彼だったから好きな部分が大きい。本当に癒されました。

 

エミリーとドナルド2人のシーン、特に好きなのはバスの中でバスの揺れからとっさにエミリーがドナルドの腕に手を置いてすぐに手をどけるのですが、ドナルドが無言でエミリーの手をとって同じ場所においてあげる場面です。

 

緑色のシーンが多いのと、ほのぼのとした音楽の使い方が効果的でまるで現代の【観る精神安定剤】のような映画です。だってふと、この作品のワンシーンを思い出すと微笑んでしまっていましたから。

 

 

ダイアン キートン紹介と主演映画『ロンドン、人生始めます』作品情報と観た感想のまとめ

 

ダイアン キートンが出演していた作品はこれまでにも何作品か観たことがありましたが、正直言ってそこまで気になる女優ではなかったのです。でもこの『ロンドン、人生始めます』を観て色々彼女について知りたくなりました。

それほど彼女が演じたエミリーが身近に感じられたのだと思います。

 

マンションを出ていく前に、友人であったフィオナにエミリーが告げます。「私は自分の人生を生きることにしたの」と。 この台詞は今の私の心に響きました。

自分の人生を生きる。これって、簡単なようでなかなか難しい事ではないでしょうか?

映画『ロンドン、人生始めます』お楽しみください!

 

 

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