しあわせの絵の具愛を描く人モードルイス(映画)のあらすじや実際に観た感想

 

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード ルイス(映画)は2016年のカナダ・アイルランド映画です。『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード ルイス』の物語のベースになったのは、カナダに実在した女性画家モード ルイスと夫のエベレットです。

モード ルイスは生涯を重いリウマチと共に生き、そして絵の具と絵の具を使って絵を描くことを愛して止みませんでした。障害のために色々と不自由はある中で愛する絵と絵の具、愛する夫エベレットに出会い、絵を描き続けました。

そしてその絵は認められ、当時のアメリカの大統領が購入するほど有名になりました。

今回はこのモードとエベレットの2人が広大で厳しいカナダの自然の中で慎ましく暮らす生活を愛を持って温かく描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード ルイス』について紹介します。

 

 

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス』の作品情報

 

カナダで最も愛される画家モード ルイスは子供の頃に重いリウマチをを患い、生涯にわたって手足が不自由でした。両親も相次いで亡くし、叔母の家に暮らしていました。

彼女は色とりどりの絵の具と、それを使って絵を描くことをこよなく愛していました。そんなモードが孤児院育ちで、魚の小売業を営むエベレットとどのようにして結婚し、夫婦で慎ましく暮らしながら、二人がどんな風に愛を紡いで来たのかが描かれています。

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス』の基本情報

 

原題 Maudie
上映時間 116分
製作年 2016年
製作国 カナダ・アイルランド合作
監督 アシュリング ウォルシュ
脚本 シェリー ホワイト
美術 ジョン ハンド

 

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス』の主演キャストを紹介

 

★モード ルイス役…サリー ホーキンス

ロンドン出身のイギリス女優です。英王立演劇アカデミーを卒業後、舞台女優としてキャリアをスタートさせました。

 

マイク リー監督の『人生は、時々晴れ』(2002年)で映画デビューを果たし、続いて同監督の『ヴェラ ドレイク』(2004年)にも出演しています。

 

サラ ウォーターズの小説をテレビドラマ化した『荊の城』(2005年)の主演で注目を浴び、以降はテレビで活躍していましたが、マイク リー監督と3度目のタッグとなった『ハッピー ゴー ラッキー』(2008年)でベルリン国際映画の銀熊賞(女優賞)、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディー部門の最優秀女優賞を受賞しました。

 

『ブルージャスミン』(2013年)でアカデミー助演女優賞に初ノミネートされ、オスカー受賞作『シェイプ オブ ウォーター』(2017年)ではアカデミー主演女優賞のノミネートも獲得した実力派女優です。

 

 

両親は絵本作家、イラストレーターで彼女自身もイラストレーター志望だったサリーは、素朴派画家の絵画クラスに数か月間通い、モードの役作りに臨みました。

 

★エベレット ルイス役…イーサン ホーク

テキサス州出身のアメリカ人の俳優、作家、映画監督です。1985年の映画『エクスプローラーズ』で映画デビューしました。その後俳優業を休んでニューヨーク大学で学び、89年に『今を生きる』で復帰、1991年には『ホワイト ファニング』で初主演を果たしています。

 

1992年にチェーホフの『かもめ』でブロードウェイ・デビューしました。

 

1996年、小説『痛いほどきみが好きなのに』を出版し、2006年には自ら監督を務め映画化しています。

 

2001年公開の『トレーニング デイ』でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。

 

2014年公開の『6才のボクが、大人になるまで』で2度目のアカデミー助演男優賞のノミネートを獲得しています。

 

彼はこの映画に出演後、モードの作品を2点購入したということです。

 

 

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス』 のあらすじ

カナダ東部のノバスコシア州。小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。

男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃れるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす家のドアをノックした。

子供の頃から重いリウマチを患い、両親が他界した後は一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きで、2人を揶揄する噂が広まる。

しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じるのだった。
そんな時、エベレットの顧客サンドラが家を訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の創作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。

 

壁に、板に、請求書の裏に。そんな中、徐々に互いを認め合い、距離を縮めていったモードとエベレットは結婚。一方モードの絵は雑誌やテレビで取り上げられ評判となり、小さな家には観光客が押し寄せる。

絵の創作に集中するモードに代わり、エベレットが家事と営業を担当するようになっていた。変わらず慎ましやかな生活を送り続ける2人は絵が1枚5ドルで売れる状況に驚き、顧客が喜ぶ姿を見るだけで満足していた。

モードの絵の評判は広がり続け、やがてアメリカ合衆国大統領のニクソンから依頼が舞い込むまでに……。

 

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映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス』を観た感想

映画大好きChie

私が実際に観てみました!

主演の俳優2人の名演が光っていました。

 

モードを演じたサリー ホーキンスという女優は他作品で観たことがなかったので、びっくりしました。決して美人とは言えませんし、役のため背中を丸めて足を引きずって歩くのに、彼女にしか表現できないようなしあわせ感を滲ませていました。

絵を描く時のモードはきっと彼女が演じたように、しあわせに満ちていたんだろうと分かります。

 

そしてモードの夫、エベレット役のイーサン ホークにも驚かされました。今までの彼に対する私の印象はかっこいい役が多い、というものでした。でもエベレットは不器用を絵に描いたような男性。これは本当にイーサン ホークだろうかと疑って、確認したくらいです。

 

無骨、ぶっきらぼう、仏頂面、不愛想の4Bプラス頑固なエベレットにモードがビビッと来たんでしょうね。彼が貼った家政婦募集の求人に一件(サリー)しか応募が来なかった理由が、エベレットが彼女の最期を看取った後で明らかになります。

大事に大事に子供が宝物をかくすかのようにしまってあった、エベレットが書いた求人の貼り紙・・・運命をともに生きるのはきっと彼しかいないと、他の誰もこの貼り紙を見ないように自分が見た後にはがしていたんです。

このシーンは、思い出すだけで涙が出ます。

 

「しあわせはじぶんのこころが決める」という相田みつをの言葉を思い出しました。モードは体は不自由だったけれど、自由をこの上なく愛していました。

 

自分の愛するものを愛する絵の具で描く、それだけで彼女はしあわせでした。だから彼女の絵にはしあわせが込められた。だから愛されたんですね。

 

自分の好きを極めると、しあわせにたどり着ける。しあわせとは本来、とてもシンプルなそれでいてすぐそばにいつもあるんだと気付かせてくれる映画でした。

 

しあわせの絵の具 愛を描く人モード ルイス(映画)のあらすじや実際に観た感想のまとめ

 

この作品はともすれば、障害を持つ女性のサクセスストーリーという風になっていたかもしれません。でも決してそうではなくこのエベレットとモードの夫婦の愛のかたちの物語。最後まで観ると心からそう思えました。

 

モードとエベレットは32年連れ添いました。

一緒に歳をとるという事にも愛しさを感じさせてくれます。

 

エベレットを演じたイーサン ホークもインタビューでこう言っています。

「大人の恋愛を描いた作品は本当に少ない。これは過去にない美しいラブストーリーだ。2人(エベレットとモード)のインタビュー映像を観たときにこの素晴らしい夫婦の物語を世に広めたいと思った。」と。

 

映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード ルイス』ぜひ観てみて下さい!

 

 

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