斬、(映画)のネタバレ感想やあらすじは?キャストや上映館も確認!

 

映画「斬、」の作品情報や出演キャスト、上映館についてご紹介します!

「斬、」とは一体どのような作品なのか、どのような人が演じているのかが気になる方はぜひチェックしておきましょう!

あらすじや実際に観た感想も紹介しますので、知りたくない人はご注意ください…!

 

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映画「斬、」作品情報

 

映画「斬、」は塚本晋也の初の時代劇作品で、江戸時代末期の小さな村の物語です。

この作品は、第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門、第54回トロント国際映画祭マスターズ部門、第23回釜山国際映画祭柄・プレゼンテーション部門の選出作品になっています。

作品情報斬、
上映時間80分
製作年2018年
製作国日本
監督・脚本塚本晋也
映倫区分PG12
配給新日本映画社

 

この作品は、映倫区分でPG12に区分されているため、小学生以下のお子様と視聴する際には保護者の助言、指導が必要となります。

小学生以下のお子様は見てはいけない訳ではありませんが、もし見るとなると適切な指導が必要になります。どなたかと見に行く際には、中学生以上の方と見に行くことをお勧めします。

 

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映画「斬、」の出演キャスト

池松壮亮

テレビドラマには「15歳の志願兵」「MOZU」シリーズなど、映画には「ラストサムライ」「鉄人28号」「僕たちの家族」などに出演しています。

日本アカデミー賞の新人俳優賞や、ブルーリボン賞の助演男優賞などを受賞している演技力のある俳優です。特技は乗馬、水泳、ラグビーなど、スポーツが得意で、高校までは野球を仕事と両立しながら行なっていました。また、子役から活躍しており、その演技力の高さは評価が高く、週刊現代の「日本で本当にうまい役者ベスト100」には25位にランクインしています。

 

蒼井優

テレビドラマには「龍馬伝」「おせん」「Dr.倫太郎」など、映画には「花とアリス」「フラガール」「るろうに剣心」「東京家族」「蟲師」などに出演しています。日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞などを受賞しています。1999年にミュージカル「アニー」のポリー役に抜擢されデビューし、「リリィとシュシュのすべて」で映画デビューしました。趣味は手芸で毎日編み物や洋服のリメイクなどを行なっています。プライベートでも芸能人と仲が良く、鈴木杏や高畑充希、小泉今日子などの女優と親交があります。

 

中村達也

テレビドラマには「蘇りの血」「「龍馬伝」「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」など、映画には「るろうに剣心 京都大火編」「涙そうそう」などに出演しています。

1987年から2000年まで「BLANKEY  JET  CITY」のドラマーとして活躍していて、解散後は山下洋輔やジョン・ゾーンなど、様々なバンドとセッションを行っています。また、斉藤和義やチバユウスケ、イマイチアキノブなど様々なアーティストとバンドを結成したくさんの作品を生み出しています。

 

前田隆成

演劇を中心に活動していて、ハコボレを主宰し、脚本、演出も手がけています。映画「斬、」にはオーディションにより抜擢されました。また、吉沢亮や成田凌、平手友梨奈などと一緒にスポニチの毎日映画コンクールで新人賞にノミネートされました。これからの活躍が期待される若手の俳優です。

 

塚本晋也

代表作として「鉄男」「バレット・バレエ」「沈黙-サイレンス」「悪夢探偵」「双生児-GEMINI-」「野火」「六月の蛇」などがあります。また、ヴェネツィア国際映画祭ではコントロコレンテ部門審査員特別賞、オリゾンティ部門グランプリや、毎日映画コンクール監督賞、男優主演賞などを受賞しています。映画監督やナレーターとしても活動しており、世界中に熱狂的なファンを持っていています。自ら制作から撮影、編集などを行なっており、自主制作の形を貫いています。中学生の頃から映画を製作しており、高校生の時に日本テレビ主催のシネマフェステバルで入賞をするなど、昔から監督としての才能を発揮しています。

 

映画「斬、」の上映館はどこ?いつまで劇場公開?

https://twitter.com/zanmovie/status/1079521280246702080?s=20

 

地域によっては近くの劇場では公開されていない場所もあります。すでに上映を終了している劇場や、まだ公開されていない劇場もあるので、映画「斬、」の公式サイトでチェックすることをお勧めします。

「斬、」の公式Twitterでは、一部の映画館の情報を公開していますが、1月上旬までというところが多いようです。

また、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

映画「斬、」のあらすじは?ネタバレ注意!

浪人の都築杢之進は農家の息子・市助に剣術を教えていましたが、姉のゆうは余りいい顔をしません。

ある時に村を訪れた一匹狼の澤村次郎左衛門に、京都へ行き一旗挙げることを誘われました。出発の時が近づいてきましたが、杢之進は熱を出してしまったために動くことが出来ません。杢之進が寝込んでいる間に、市助と彼の父親が近隣を荒らし回る源田瀬左衛門の一派に殺害されてしまいます。

弟の復讐に燃えるゆうまでが源田の手下に暴行されたことを知り、澤村は源田を成敗しました。

ふたりでこの地を旅立つことを要求する澤村を、杢之進は決闘の末に斬り殺します。泣き叫ぶゆうを置き去りにして、杢之進はひとり森の奥深くへと消えてゆくのでした。

 

映画「斬、」を実際に見た感想は?

30代後半男性

私が観てきました!

オープニングで鍛冶職人が炎の揺らめく中で黙々と鍛錬を重ねていく、刃の輝きが妖しくも美しかったです。200年以上に渡って保たれている江戸時代の平穏無事な日々が、終わりを告げるような不吉なムードも漂っていました。

開国か攘夷かのふたつの選択肢で揺れ動く、日本国内の不安定さを彷彿とさせるものもあります。類稀な剣の才能を秘めながらも刀を抜くことに疑問を感じている、池松壮亮が演じている主人公・杢之進の葛藤が伝わってきます。

一見すると温和なイメージがありながらも他者を斬り捨てることを躊躇わない、塚本晋也扮する澤村次郎左衛門と対照的です。戦うことに否定的だったヒロインのゆうが、愛する弟を奪われたことによる豹変ぶりには鬼気迫るものがありました。

時折画面の隅っこを飛び回っている、赤いてんとう虫が気になって仕方ありません。

じりじりと樹の表面を這いずりながらも中々飛び立てない様子が、自分自身の運命を決めることが出来ないモラトリアム気味な青年と重なり合っていきます。

争いごとを繰り返す人間たちの愚かさに比べると、変わることのない田園や森の佇まいが雄大です。自然の中へと溶け込んでいくようなクライマックスでの杢之進の後ろ姿には、今の時代に向けた平和へのメッセージを感じました。

 

 

斬、(映画)のネタバレ感想やあらすじは?キャストや上映館も確認!のまとめ

 

監督としても評価の高い塚本晋也の初の時代劇作品に、NHKの大河ドラマや他の時代劇作品に出演したことのある俳優が出演することでどのような作品になったのか、塚本晋也はその俳優をどのような姿に仕上げたのかはとても見ごたえのあるものだと思います。

時代劇作品が好きな方はもちろん、時代劇作品をあまり見たことがない方でも、ドラマを見ているような感覚で鑑賞することができると思うので、ぜひご覧になってみてください!

 

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